キウイはほどよい酸味と甘さがあっておいしい果物ですよね。
ビタミンなどの栄養も豊富だし、赤ちゃんにも食べさせたくなるかもしれません。
でも、赤ちゃんにキウイってあげてもいいんでしょうか?
今回のテーマは「赤ちゃんにキウイで離乳食をあげたい。与える時期と注意点はある?」です。
離乳食にキウイを取り入れるのに適切な時期と、注意すべき点を解説していきます。
離乳食を考えるときの参考にしてみて下さい。
今回の記事担当は みみ です。
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キウイはいつから食べられる?
離乳食後期からがめやす
キウイを食べさせる時期として望ましいのは離乳食後期以降(生後9ヶ月~)です。
これはキウイはアレルギーが起きやすく、食物繊維が多く消化しにくいためです。
離乳食には無理して取り入れなくてもいいかもしれません。
どうしても使いたい場合は、食べさせ方に注意が必要です。
キウイを食べさせるときの注意点は?
アレルギーに注意する
キウイは比較的アレルギー反応が出やすい食材です。
食品に表示が義務付けられている特定原材料にも含まれています。
キウイで現われるのは口腔アレルギーで、主に口とその周辺に赤く腫れるなどの症状が出ます。
重症の場合は嘔吐、下痢、呼吸困難などの症状が出る場合もあります。
何かあってもすぐに病院に行けるよう、はじめて食べさせるときは平日の午前中に与えます。
症状が出たらすぐに食べさせるのをやめ、様子がおかしいときは病院へ連れて行きましょう。
多くの場合は食後30分前後までに症状が出ます。
加熱する
加熱をすると甘みが増して食べやすくなりますし、温かい方がお腹にも優しいですね。
また、十分に加熱すればアレルゲンの働きを抑えられるともいわれています。
加熱は電子レンジで構いません。
特にはじめて食べさせるときは必ず加熱するようにしましょう。
種は取り除く
キウイの種は小さいですが、赤ちゃんの胃腸には負担になります。
消化不良の原因になるので種は取り除きましょう。
裏ごしをすれば種も取れ、柔らかくなるので食べやすくなります。
まずは少量から
はじめての食べ物はスプーン1杯からが基本です。
いきなりたくさん食べるとお腹がびっくりして、消化不良を起こしてしまうかもしれません。
食後特に異常が見られなければ、様子を見ながら少しずつ食べさせる量を増やしていきましょう。
まとめ
- キウイは離乳食後期から
- アレルーギーが出やすいので注意
- 食べさせるときは加熱し種を取り、少量から始める
キウイは赤ちゃんにとってはアレルギーと消化が心配な食材です。
離乳食に用いる場合は与える時期、食べさせ方と調理の仕方に十分注意する必要があります。
赤ちゃんの体はとてもデリケートですから、慎重に様子を見てあげて下さいね。
もし食後に体調の変化があったら、早めに小児科に相談しましょう。
みみ
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