大人の私たちでもつらい花粉症。
最近は花粉症の低年齢化が進み、赤ちゃんでも発症する子もいるそうです。
もし赤ちゃんが花粉症になってしまったらどうしたらいいのでしょうか。
大人と同じ治療を受けていいのかもわからないし不安ですよね。
今回のテーマは「赤ちゃんが花粉症のとき、薬は飲める?どんな治療方法がある?」です。
赤ちゃんの花粉症で飲み薬は処方されるのか?
治療法の種類にはどんなものがあるのか?
以上についてまとめていきます。
赤ちゃんが花粉症になったら薬は飲めるの?
生後6ヶ月から飲める薬がある
生後6ヶ月以降であれば飲ませられる花粉症の薬があります。
赤ちゃんの場合はシロップ薬かドライシロップ(細粒または顆粒で、飲み物に溶かしても飲める)を処方されることが多いでしょう。
薬で花粉症を完治させることはできませんが、症状を抑えることができます。
赤ちゃんに薬を飲ませることに抵抗があるママもいるかもしれません。
でも、アレルギーの治療で大切なのは、一刻も早く治療を受け継続することです。
放置して症状が悪化してからでは治療も難しくなり、より強い薬が必要になってしまいます。
赤ちゃんの負担を減らすためにも、処方された通りに毎日正しく飲ませてあげて下さい。
赤ちゃんの花粉症の治療法は?
治療の基本は内服薬
赤ちゃんの花粉症の治療は、基本的に内服薬によって行われます。
まだ小さな赤ちゃんは、レーザー治療や舌下免疫療法は受けることができません。
内服薬は、赤ちゃんの体に合わせて、安全な濃度にまで薄め効果を抑えたものが処方されます。
ただし、弱いとはいえ薬なので副作用の可能性はゼロではありません。
眠気や食欲不振などの症状があったり、元気がないときは薬の副作用かもしれません。
異変を感じたらすぐに病院に相談して下さいね。
症状に応じて点鼻薬や点眼薬も
症状によっては点鼻薬や点眼薬が処方されることもあります。
いずれもアレルギー症状を抑え、かゆみや炎症を鎮めてくれる薬です。
1歳を過ぎてから処方されることが多いようです。
小児用は安全に配慮して十分に薄められていますが、まれに眠気や動悸などの副作用が現われることがあります。
様子がおかしいと感じたら病院に相談しましょう。
病院で定期的に吸引・吸入を受ける
赤ちゃんはまだ自分で鼻がかめません。
鼻水を溜めたままにしておくと鼻がつまって苦しいだけでなく、中耳炎や副鼻腔炎を引き起こす原因になることがあります。
定期的に病院に通って鼻水を吸引してもらい、薬の吸入も受けましょう。
鼻がとても楽になりますし、中耳炎や副鼻腔炎を予防することができます。
赤ちゃんの受診は大変だけどがんばって!
私事はもともと生まれつき鼻やのどが弱く、耳鼻科にはずっとお世話になっています。
そんな私も、かつては耳鼻科が大嫌いだったそうです(実母談)。
まだ1~2歳の頃は、薬の吸入を嫌がって暴れて大変だったと言われました。
診察を嫌がって泣き叫んだ挙げ句にお医者さんを蹴とばしたこともあるとか…本当に申し訳ないです。
何をされるかわからないだけに、病院やお医者さんを怖がる赤ちゃんは多いと思います。
私の息子も少し鼻を診てもらっただけで大騒ぎでした。
でもすべては我が子のためです。
そのうち病院に行くと体が楽になると理解すれば、段々おとなしくなってくるはずです。
ママも大変だと思いますが、根気強く通わせてあげて下さいね。
まとめ
- 生後6ヶ月から飲める花粉症の薬がある
- 赤ちゃんの花粉症治療の基本は内服薬
- 症状に応じて点鼻薬や点眼薬が処方されることもある
- 病院での吸引・吸入も有効
最近は花粉症の低年齢化が進んでいるので、赤ちゃんでも飲める比較的優しい花粉症の薬があります。
赤ちゃんの花粉症には基本的にシロップなどの内服薬が処方されます。
症状や月齢によっては点鼻薬や点眼薬が処方されることもあります。
定期的に病院で吸引・吸入を受けることも有効なので、病院で相談しながら治療を進めていって下さいね。
みみ
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