発育

赤ちゃんが首すわりしたのに寝返りをしない。焦らなくても大丈夫?

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生後4~5か月頃になると、多くの赤ちゃんは首が完全にすわります。

そして今度は、そろそろ寝返りをうつ頃かな?と毎日わくわくしながら見守る日々の始まりです。

ところが、赤ちゃんが全然寝返りする気配がない…

なかなかしてくれないと、なんだか心配になっちゃいますよね。

今回のテーマは「赤ちゃんが首すわりしたのに寝返りをしない。焦らなくても大丈夫?」です。

赤ちゃんが首すわりしてもなかなか寝返りをしないのはなぜなのか?

寝返りができるようになるのはいつ頃なのか?

私の経験も交えつつお話していきたいと思います。

寝返りしないけど焦らなくても大丈夫?

個人差があるので気にしすぎない

早ければ生後3~4か月で寝返りする赤ちゃんもいますが、生後10か月頃までしないという赤ちゃんもいます。

中にはうつぶせを嫌って、寝返りをしないままお座りに移行する赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、普通と違うからといって過剰に気にする必要はありません。

どうしても不安を感じたりしたら、小児科や保健センターなどで相談してみましょう。

話をするだけで気持ちが楽になるかもしれません。

どんな成長のしかたでも、それはその子の個性です。

長い目であたたかく見守ってあげて下さいね。

首がすわっても寝返りをしないのはどうして?

まだ筋力が足りないから

寝返りをうてない赤ちゃんの多くは、まだ筋力が十分についていないことが原因でしょう。

寝返りをするためには全身の色々な場所の筋肉を上手に使う必要があります。

私たち大人は腕の力を使って寝返りをうつことができます。

でも、赤ちゃんの場合は腰をひねって体の重心をずらしながら寝返りをうちます。

試しにこの方法で寝返りをしてみて下さい。

自分の体って意外と重いし、結構大変ではありませんか?

寝返りはある日突然できるものではありません。

赤ちゃんは寝返りの練習として、まずは足腰を持ち上げたりひねったりする運動を覚えます。

つぎに横向きになることを覚え、これらの運動を何度もくりかえし練習して、ようやく寝返りを成功させるのです。

特に体の大きな赤ちゃんは、寝返りがやや遅い傾向にあるともいわれています。

これは自分の体重を支えるのが他の子よりも大変だからかもしれませんね。

うつぶせが嫌いだから

お腹や息が苦しいからか、うつぶせが嫌いな赤ちゃんもいるようです。

そういう赤ちゃんは積極的に寝返りをうちたがらないことがあります。

中には寝返りを飛ばしていきなりお座りに進む赤ちゃんもいます。

寝返りは必ずしなければいけない運動ではありませんから、できないからといって発達に問題があるとは限りません。

無理強いはせず、赤ちゃんの好きなようにさせてあげるのが一番ですね。

環境が向いていないから

寝ている布団が柔らかすぎたり、着ている服が厚手だったりすると寝返りがうちにくいかもしれません。

大人だって柔らかい布団は体が沈むし、もこもこの服を着ていたら動きにくいですよね。

寝返りをするためには少し硬めの布団やマットの上が適しています。

季節によっては寒さが気になると思うので、服を薄手のものにするときは室温をうまく調節してあげて下さいね。

寝返りができるようになるのはいつ頃?

生後5~6か月頃が最も多い

赤ちゃんが寝返りできるようになるのは、生後5~6か月頃が最も多いといわれています。

赤ちゃんの体は上から下へ向かって順番に発達していくのが基本です。

まずは首や背中の筋肉がついて首がすわり、それから足腰へと成長が移っていきます。

寝返りをうつためには足腰の筋力が必要なので、筋肉の発達具合によっては標準より早くなったり遅くなったりしてもおかしくはありません。

また、暖かい季節の方が寒い季節より寝返りしやすいとする説もあります。

赤ちゃんが生まれた季節によっても多少差が出るのかもしれませんね。

私の息子の場合

はじめての寝返りはほんの一瞬の出来事

息子が寝返りをしたのは生後4か月の頃でした。

何日か前から体をひねったりしていて、そろそろ寝返りかな?という兆候はありました。

横向きになるところまではいけるのです。

が、そこから先はなかなか難しいようでごろごろ左右に転がるばかり。

だからたまにお尻を押してあげたり、体の下敷きになった腕を抜いてあげたりして、寝返りを手伝っていました。

今考えると、これで息子はコツをつかんだのかもしれません。

ある日、洗濯物を畳んでいてほんの少し目を離したときのことです。

ふと振り向いてみると、ドヤ顔でうつぶせている息子の姿が…

私、はじめて一人で寝返りした瞬間を思い切り見逃してしまいました。

せっかく家で一緒に過ごしていたのに、後悔先に立たずです。

その日からはもう得意げにころころ寝返りうちまくりで、目の離せない日々が始まったのでした。

まとめ

  • 寝返りをうたない理由としては、筋力不足、うつぶせ嫌い、環境要因などが考えられる
  • 寝返りをうつのは生後5~6か月頃が多い
  • 時期には個人差があるので気にしすぎないこと

赤ちゃんが寝返りをうたないと心配になるかもしれません。

寝返りをうたない理由は様々ですが、中には寝返りをうたないままお座りへ進んでしまう子もいます。

寝返りは必ずできなければいけないものではないですし、あまり気にしすぎたり焦る必要はありません。

赤ちゃんの成長は人それぞれなので、個性を尊重しながら成長を見守っていきましょう。

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