鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、頭が重い…
春になると毎年つらい花粉症に苦しんでいるママも多いことでしょう。
こんな花粉症にもし赤ちゃんがなったらと考えると心配ですよね。
今回のテーマは「赤ちゃんは花粉症にいつからなる?病院で診断できるのはいつから?」です。
そもそも赤ちゃんは花粉症になり得るのか?
花粉症の診断がつくのはどのくらいの月齢になってからなのか?
以上についてまとめていきます。
赤ちゃんはいつから花粉症になるの?
0歳児は花粉症にならない
通常、0歳の赤ちゃんは花粉症になりません。
花粉症を発症するには一定量のアレルゲンの蓄積が必要です。
最低でも2シーズン分の花粉を吸いこまないと発症はしないといわれています。
花粉症かなと思える症状があっても、風邪によるものであることがほとんどです。
そろそろスギ花粉が本格的に飛んでくる時期です。この時期に鼻水が出たり、鼻がつまったりすると花粉症を疑いたくなりますが、赤ちゃんあるいは乳児では典型的な花粉症はまずありません。というのはアレルギーは何度も同じアレルゲンに曝されているうちに起こってくるからで、シーズンの間しか飛んでこない花粉ではアレルギーになるには2シーズンは必要だからです。
早い子は1歳から花粉症になる可能性も
生まれた月によっても変わりますが、2シーズン花粉にさらされると花粉症を発症する子も出てきます。
たとえば春先に生まれた子なら、0歳で1回目、1歳で2回目の花粉シーズンを経験することになります。
この場合は1歳ですでに十分に花粉を蓄積している可能性があるということです。
特に最近は花粉症の低年齢化も進んでいて、早い子は1歳から花粉症デビューしてしまうこともあります。
花粉症の診断はいつからできるの?
何歳でも検査は受けられる
花粉症の検査は一般的に血液検査で行うので、何歳でも受けることができます。
ただし、先述したように花粉症は早くとも1歳以降にしか発症しないのが普通です。
1歳以上の子で花粉症の季節に以下のような症状が出ていたら、花粉症の可能性があります。
まずは病院でアレルギー検査の相談をしてみましょう。
赤ちゃんの主な花粉症の症状
- 透明な鼻水が出る
- くしゃみが出る
- 鼻がつまる
- せきが出る
- 目をかゆがる
- 目が充血する
- 涙が出る
希望しても必ず検査を受けられるわけではない
私は幼いころからアレルギー体質です。
子どもの頃はアトピー性皮膚炎、大人になってからも皮膚過敏症や花粉症を抱えています。
この厄介な体質は、私の息子にも遺伝しているかもしれません。
息子が1歳になったばかりの頃、くしゃみや鼻水が酷く耳鼻科に連れて行ったことがあります。
もしかしたら花粉症かもしれないと思ったからです。
でも、診断の結果は「経過観察」でした。
先生いわく、『現時点では花粉症とは断定できません。お金もかかるし、痛い思いしてまで検査をする必要はない。1週間以上たっても治らないならまた考えましょう』と。
結局この時はただの風邪だったので、検査は受けずじまいでした。
花粉症と判断がついてからでないと、安易に検査はしてくれないのかもしれません。
まとめ
- 基本的に0歳の赤ちゃんは花粉症にならない
- 早い子は1歳から花粉症になることがある
- 花粉症の検査・診断は何歳でも受けられる
生まれたばかりの赤ちゃんが花粉症になることはまずありません。
しかし、1歳を過ぎると発症するリスクが出てきてしまいます。
アレルギー検査は何歳でも受けられるものなので、症状が出ていたらすぐに病院に相談してみて下さいね。
花粉症であった場合は、早めに治療を受けることが大切です。
みみ
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