赤ちゃんの肌は敏感で、皮脂が多いことが多いことも加わり、
肌のトラブルが起きやすいと言えます。
ジュクジュクしてしまったり、赤みがなかなか引かないということをきっかけに
皮膚科に受診をすることが多いのではないでしょうか。
処方されたステロイドにはいつまでも疑問と不安が残るかと思います。
今回は、
『赤ちゃんにステロイドは副作用がある!?どんなことが起きるの?』
という質問についてお答えしようと思います。
赤ちゃんがステロイドを使用することによって考えられる問題や、
副作用のほんとについて少しでもお役にたつことができればと思います。
ステロイドのリバウンドに注意!!
ステロイド薬には、すぐに表れる副作用は少ないです。
むしろ、今の皮膚状態はすぐに良くなり、一見肌がとてもきれいに治ったかのように感じるくらいです。
本当に怖いのは、ステロイドのリバウンドです。
長男は、アトピー体質でひざの裏やひじの裏など、
汗が溜まってしまいやすい所にはいつも湿疹ができていました。
かゆみと痛みを伴い、本人はもちろん辛いものでありますし、
親も寝不足になってしまう程、肌の状態が良くありませんでした。
セカンドオピニオンでいくつかの皮膚科にかかりましたが、
まず処方をされるのはステロイドの薬です。
処方の使用方法を守るたびに肌はその時だけよくなります。
しかし、薬を辞めて気を抜いているうちに待っていましたと言わんばかりに
元の状態以上の肌質の悪さになります。
これがリバウンドの恐ろしいところです。
予防感覚で塗り続けないで
ステロイドは、根本的な肌改善にはなりません。
ステロイドを塗ると、本当に見事に綺麗に治ります。
皮膚科の先生によっては、これを塗るとすぐに良くなりますよ。
というニュアンスでステロイドを処方してくれます。
母親は素人の方が多く、ステロイドの危険性を把握しきることは難しいですよね。
塗ると良くなるからといって、何ヶ月も塗り続けることは避けましょう。
たかが塗り薬でも先生に相談を
肌は本人が一生付き合っていかなくてはならない大切なものです。
ステロイドを間違って使用してしまうことで、肌が黒く色素沈着を起こすこともあります。
どのような理由でステロイドを処方するのか、強さはどの段階のものなのか。
いつまでステロイドを使用しても良いのかということなど、不安は解消しましょう。
先生に聞いて、お母さんが納得をした上でお子さんに塗ってあげることが一番ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 副作用よりもリバウンドに関心を持つこと。
- 長期的に塗ることを目的とした薬ではない。
- 疑問は残さずに先生に相談をする。
このことを守ってステロイドを使用しましょう。
決して怖い薬ではありませんが、使用方法によっては子供の一生のコンプレックスになります。
早く良くしてあげたいからとりあえず塗っておく。
という使い方はしないように気を付けてほしいと思います。
asupii-asuka
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